高峯のあ「牛丼並……玉子とみそ汁もつけて」
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42:☆3/3 ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 22:13:10.81 ID:pVyNxzTm0

周子「……というか。ちょっと話は変わるけどね?」

周子「あたしもそんなに早い方じゃあないケドさ………まあ一番乗りしてるわけですが」

周子「紗枝ちゃんは(フォークの件があるから)まだしも、のあさんってそんなに食べるの遅かったっけ? 昔は、すっごい早かった覚えがあるんだけど……」

のあ「……そうね」モグモグ

のあ「………周囲が食べ終え、あとに残された身としては、急く気持ちもある」

のあ「………その者が憂いなく、食を堪能出来るように、と………」

紗枝「アッ、ッ、はうぐッ!!!」ガタン!

周子「(!?)」ビクッ!

のあ「余計な配意であったかしら」

のあ「……少し、席を外すわ」スッ

───スタスタ


周子「紗枝ちゃん!?」

店員「おっ、お客様! どうされました!?」

周子「お騒がせしてすみません、怪我とかじゃないので大丈夫です、体には異常ありませんから……」

店員「な、何かあればお申し付けください……」

紗枝「はぁっ、はぁー、ハァッ………! しゅ、周子はんっ」ガシッ!

紗枝「ほんま? あんなん……、あんなんある? 胸、くるしい、痛い…………、顔、あっつい……っ!」ドキドキ

周子「あたしも視線が痛いよ」

紗枝「うちが、食べるの遅おなってるからって、自分のぺえすも落としてくれはって……、さりげなく、気遣おてくれて……っ!」ドキドキ

紗枝「あんなん、しょ、少女漫画のいけめんしかやらへんやん…………、これ、現実?」ドキドキ

周子「落ち着いて。これは現実だし、のあさんも実在するし、さっきの行動も………(あれは多分……)」

紗枝「はぁ、はぁっ…………、あ、あざとすぎるけど、でも、でも…………こ、この胸の痛みは……?」






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【店内 トイレ】


のあ「ハァ……」

のあ「(周子ちゃんに痛いトコを突かれたわ。ごまかしたけど、私が食べるのが遅いのは……)」

のあ「(食べている間は、会話にあまり関与しなくていいから………。気が楽なのよ、ゆっくり食べるの)」

のあ「(はあぁー……、戻ったら会話がんばろ。何話そうかなぁ…………『君の名は。』? いや、でもあんなの誰も観てないし……)」ジャー







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紗枝「し、周子はん……、今度な、え、映画観に行かへん? ふ、ふふふ……っ」ドキドキ

周子「(なぜに今そんな話を……)」


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