【花騎士】シャムサクララン「メイドをするよ」【フラワーナイトガール】
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9:名無しNIPPER
2020/03/29(日) 19:54:24.09 ID:lUa4tCM+0
◇しばらくして◇

団長(しかし、シャムサクラランは礼儀作法をきっちりしようと思えば出来るみたいだな。家出したとはいえ、やはり良家のお嬢様だったのだろうか?)

団長(こんな機会でもなければ、そういう彼女の一面を知ることはできなかっただろうな。まあ、過去のことなど、彼女が気にすることか)

団長(ん…まてよ。シャムサクラランの自由さを鑑みれば、もしかすると隠してたエロ本、見つけられやしないだろうな…いやまさか…ちょうどお昼時だからちょっと様子見に行ってみるか)

シャムサクララン「ふむふむ…なるほどこれもメイドさんの仕事…」

団長(手遅れかー!)

団長「あーその、すごくきれいにしてくれてありがとう。ベッドメイキングまでしてくれてすごいな。でも、その本から手を放して、離れてくれ」

シャムサクララン「あ、団長。いつもいっしょに寝てるベッドの裏にあんな収納スペースがあったなんて、びっくり」

団長「そうだね」

シャムサクララン「ええっと、『申し訳ありませんご主人さま、この卑しいメイドを罰してください。ぐふふ、このけしからんメイドめ』」

団長「やめてくれ、本当にすまない。助けてくれ」

シャムサクララン「それで団長は…こういうことしたいの?」

団長(うっ、そんな猥褻本を手にしながら、なんて純真な瞳なんだ…)

団長「いや、違う、うん、それは、興味本位で手に入れて、捨ててなかっただけだ…別にそういう欲求があって、とかじゃないから、大丈夫だ」

シャムサクララン「そうなの?私は団長なら、何をされてもいいかなって、思ってるよ?」

シャムサクララン「でも…ちょっと、やきもちやいてる、かも。団長がしたいことがあるなら、私に言ってほしい。何か他のものを見るなら、私を見てほしいな…」

団長「うう…すまない、すまなかった!こんなみみっちい隠し事をしてすまなかった…!明日から気持ちを入れ替えて生きていくよ…」

シャムサクララン「うん、そうしてほしいな。それで団長、こういうこと、する?」

団長「う…いや、今は、その、昼だし、まずは仕事を終わらせるよ、うん。今は誰にも見られないけど、仕事もせずイチャついてたら、またなにかやらかして怒られるかもしれないしな」

シャムサクララン「確かにそうかも…。あ、もうお昼だね。ごはん作るから、ちょっとまってて。あと、この本はもう捨てちゃうけど、いいよね?」

団長「もちろんです…」

シャムサクララン「じゃあ、すぐ作るからまっててね。お昼ご飯も頑張って作るから、おいしいって言ってもらえたら嬉しいな」

団長「ああ、楽しみにしてるよ」

団長(危うく昼間から仕事をほっぽり出すところだった…。でもあんな声と目で訴えかけられたら、そうそう断れないからな…ギリギリだった)

団長(はぁ、それにしても俺は一体何をしてるんだ。こんなに献身的に尽くしてくれるシャムサクラランに対して、隠し事をするなんて…)

団長(反省しよう、反省…)


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