【花騎士】シャムサクララン「メイドをするよ」【フラワーナイトガール】
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2:名無しNIPPER
2020/03/29(日) 19:47:51.24 ID:lUa4tCM+0
コンコン

シャムサクララン「団長、お仕事終わった?」

団長「うっ、シャムサクララン、仕事は終わったが…もしかして今の俺の独り言、聞いてた?」

シャムサクララン「ううん。なんにもきいてないよ。団長、一日おつかれさま。スコーンとお茶を持ってきたから、一緒に食べよ?」

団長「おお、ありがとう。お茶も本当に上手くなったよな。仕事の疲れが吹き飛ぶよ、ホント一気に。シャムサクラランのおかげで毎日仕事が出来てるようなもんだ」

シャムサクララン「本当?えへへ、団長にそういってもらえて、すごく嬉しい。でも、私団長のお仕事を手伝えないから、もっと何かしてあげたいな」

団長「いいんだよ、書類仕事や面倒な報告なんてシャムサクラランはやらなくて。俺はしょせん自分の駐屯地もない雇われ団長だし、そんな奴についてきてくれてるだけでありがたいよ」

シャムサクララン「それは私がついていきたかったからついてきただけだよ。大好きな人とはずっと一緒にいたいから」

団長「くっ…さすがの素直さ、言われる方が照れる…。まあそれ以外でもさ、実際に戦うのはシャムサクラランなんだし、危ない目に合わせてるんだから、書類仕事ぐらいはなんともないさ」

シャムサクララン「私が戦えるのも団長のおかげだよ。私、考えるの得意じゃないから。団長が指揮してくれるおかげでちゃんと戦えるんだよ?」

団長「くぅ、いつものことながら、ここまで褒め殺しにされるとは…。おぉっ、スコーンもかなり甘めくて、紅茶もすごく疲れに効く香りだ…」

シャムサクララン「うん。団長最近お仕事続きで疲れてたから、甘い方がいいかなって。ふふふ、団長によろこんでもらえて、すごく幸せ」

団長「俺もまさに至福のひとときって感じだよ。ふぅ、癒される…」

シャムサクララン「団長が幸せになってくれるから、私、もっとおいしくスコーンを焼けるようがんばれる。でも、明日団長をもっと癒してあげるよ」

団長「ええ?明日何かするのか?癒してあげるって、一体に何をしてくれるんだ?」

シャムサクララン「ふふ、それはまだ秘密。明日団長を驚かせたいから」

団長「えええー、教えてくれよ、気になるなあ」

シャムサクララン「私、団長に隠し事はしたくないし、しないけど、これはきっと驚いてもらう方が幸せだから、秘密」

団長「仕方ない、そこまで言うなら明日を楽しみにしてるよ」

シャムサクララン「うん。とっても幸せにしてあげられると思うから、期待しててね。あ、今からちょっと出かけてくるね。明日の準備をしにいかなくちゃ」

団長「あ、そうなのか?夕飯はどうする?」

シャムサクララン「そんなに時間がかかることじゃないと思うから、すぐ戻ってくるよ。もちろん晩ご飯は一緒に食べるよ。たべさせあいっこしないと、一日はおわらないから」

団長「いや、別に終わるが…。まあ、すぐ帰ってきてくれるならよかった。それじゃ、俺は夕飯の準備をしておくから、いってらっしゃい」

シャムサクララン「ありがとう、団長。晩ご飯、楽しみにしてるね」



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