322: ◆L19fRVkAnc[saga]
2020/07/30(木) 23:23:25.89 ID:IW/xJCdN0
「順路はこちら」と誘導している通路に背を向け、現在いる部屋の反対側を見る
「出口につきこちらからの侵入を禁ずる」と床に書いてあるが無視して駅の改札のようなゲートを乗り越える
暗い通路を歩いて行くと暗闇の中に点々とガラスケースが浮かんで見えた
中には人間が閉じ込められ、そのどれもが苦悶の表情を浮かべていた
男「…これは…」
ズチャ…ズチャ…濡れた肉が叩きつけられるような音と共に何かが近づいてくる気配がする
ギリ…
男「ぐっ…がぁっ…」
後ろを振り返ると共に首を締め上げられ、持ち上げられる
ブヨブヨに膨れ上がり、土気色に変色した肉だ。ギリギリ人間としての原型を留めているそいつが自分の首を締め上げていたのだ
男「くそっ!」
手探りで短剣を引き抜き、そいつの腐りきった腕を切り落とす
が腕を切り落とした傷口が盛り上がり、何本もの触手へと変化して自分の腕を、足を、全てを絡め取る
首をギリギリと締め付けられ、意識が遠のいていく
@???にて復活
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>>323
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