306: ◆L19fRVkAnc[saga]
2020/07/24(金) 16:06:53.11 ID:m27Q7DQc0
住宅街の小さな一角、名も無い表札が掲げられた黒い一軒家が立ち並ぶ空間に小さな公園があった
ブランコと滑り台、砂場とコーヒーカップがある一般的な公園
休もうと思い、ふと見えたベンチに腰を下ろす
少し目を閉じるとまぶたの裏に情景が浮かんできた。小さな頃、家の近くにあったこのような公園に遊びに来ていた
顔も名も思い出せない友人たち、公園であっただけの名も知らない子供たち、ゲームをしている少し年上のお兄さんや親が付いている幼い子供たちなど
ああ、そんな日々もあったっけ…
最近、やけに過去のことがフラッシュバックする。偽りの町のせいか、それとも他に何か…
@目を開けると公園の景色が変わっていた
A目を開けると何かが自分を覗き込んでいた
Bそのまま少し眠っていた
>>307
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