182: ◆L19fRVkAnc[saga]
2020/05/10(日) 21:04:34.21 ID:f7fcQY2n0
すぐさま走る。笑い声が後ろから、上空から、空間全体に響いている
ポト、ポトポトと小さな何から木から落ちてくる。桜の木にぶら下がる毛虫のように、洞窟の天井からぶら下がる蝙蝠のように、沢山の赤ん坊虫が葉っぱの陰にへばりついていた。それが落ちてきているのだ
一生懸命に走り、背中や首筋に落ちてきた虫は即座に払う。いくら払ってもキリが無い、早くこいつ等の生息区域から逃れないと
男「ぅあっ!たっ、がっ、ぁあああ!!」
急に足元が透け、崖が露わになる。幸いなことに垂直ではなく、坂を転げるように崖下まで落ちていけた
地面に見えた物はホログラムか幻覚か、上を向くと再び半透明の地面が見えた
男「くっそ、いってぇ…」
@遺跡のような建物がある
A洞窟がある
B扉がある
>>183
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