【安価・コンマ】「コミュ症の私に親友ができるまでの一か月」
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8: ◆R0Gq6wEgBU[saga]
2020/03/28(土) 15:21:40.63 ID:0ylHxaAq0
その夜、私は神社に行く明晰夢を見たので

「結構気にしちゃってたんだ、私…」

と少し落ち込みながらも、神社の奥の方に進んでいくと
不思議な雰囲気を醸し出す狐耳の小さな女の子を見つけた。

とりあえず、挨拶をしなければ…と思い足を動かしてみたのだが、
足が思うように動かず、結局地団駄を踏んでいるような形になってしまった。


『…そのままでよい』

『おぬしはどうやらこれ以上近寄れぬようだしな』

「え、あ、ありがとう…ございます」

『……』

『おぬし、今日手に入れたおみくじのことを覚えておるか?』

「は、はい。真っ白いおみくじのことですよね」

『それは神からの贈り物じゃ。必ず、おぬしは従わなければならぬ』

『…おぬしが願いを叶えたいのなら尚の事よ』

『じゃが、何事にも期限はある』

『……ひと月の間、おぬしがこれを守ってくれさえすれば』

『きっと幸せが訪れるじゃろうて』




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