221: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/03/26(木) 22:36:34.16 ID:H35aCcsS0
遅れましたが、やっていきます。
※
ベルフェ「あーでも、最近あいつ来ねぇなぁ。確か他んとこに行ってんだったか?」
ワイズ「…………」
ポリポリと頭を掻いている目の前の悪魔から、視線を逸らせない。
隙だらけ、四方八方何処からどう見ても油断しかない。
だが。
ベルフェ「ん、あーあー。悪い悪い。大事な大事なお客さんを置いてけぼりにしちまった」
眼を離した瞬間、首を千切られるてしまうんじゃないかという威圧感が身体中を刺激して――。
ベルフェ「おい、おいこら。無視してんじゃねーよ。あ? 何、プチっていくよ? プチって」
ワイズ「だ、だ、大丈夫です!? は、はい!」
ベルフェ「いやいや、冗談冗談。んもう、可愛いなぁもう。こんなくだらないジョークで緊張しちゃってまぁ」
はっはっは。と愉快に笑っているが。笑い事ではなかった。
逃げられるのなら、逃げたい。
1002Res/300.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20