32: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:49:49.56 ID:QXoiPFTd0
可憐「い、一生……? こ、ここで……?」
33: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:51:59.32 ID:QXoiPFTd0
一瞬、プロデューサーさんの顔が脳裏に浮かびました。
プロデューサーさんの笑顔。
私を見る目。
嗚呼……
も、もし……もしも……
34: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:52:30.78 ID:QXoiPFTd0
このみ「どうして飛行機に飛び乗ってまで、山口に来たの? プロデューサー?」
P「……可憐に、腕の良くない歯科医の話をした、と言ってたじゃないですか」
35: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:53:08.22 ID:QXoiPFTd0
P「感じませんか? あっちの方から小変態(コスモ)が高まっているのを」
このみ「小変態(コスモ)……?」
P「ドMアイドルの体内に秘められた宇宙的エネルギーのことです。ドMアイドルたちはこのエネルギーを燃焼させることで絶大な歌とパフォーマンスを可能とするんです」
36: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:54:00.66 ID:QXoiPFTd0
「ええい、暴れるな!」
可憐「い、いや! いや!! いや!!!」
37: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:54:48.26 ID:QXoiPFTd0
「今度こそ、そこを動くなよ」
可憐「はい」
「くらえ!」
38: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:56:17.41 ID:QXoiPFTd0
このみ「プロデューサー? そっちは医院じゃないわよ?」
P「いえ、感じます。可憐の小変態(コスモ)の高まりを……!」
39: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:59:16.37 ID:QXoiPFTd0
P「はい。そもそも小変態(コスモ)とはなんであるのか……それは、人間の五感である視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の5つに加え、超感覚である第六感を更に越えたその先にある感覚」
このみ「それってどういうことなの?」
P「小変態(コスモ)の本質であり、その究極とは、第七の感覚、すなわち性感のことです!!!」
40: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:59:57.73 ID:QXoiPFTd0
このみ「つまり、セクシーと言い換えてもいいってことね?」
P「そうですね。可憐は人一倍、性感に敏感です。すなわち、セブンセンシズにもっとも近い女の娘といえるでしょう」
このみ「なるほど、それでまだ16歳なのにあれだけのセクシーなプロポーションをもっているのね。でもプロデューサーは、よくそれに気づいたわね」
41: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 20:00:25.75 ID:QXoiPFTd0
「ええい、逃げるなと言うのに」
可憐「イヤ! イヤです!! やめてください!!!」
42: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 20:01:00.25 ID:QXoiPFTd0
「じゃあもう、完全におとなしくなれよ!」
可憐「い、いえ……わ、私には、心に決めた人がいるんです……!」
「そうなのか? やはり貴女のような美しい清楚で女性は、幸せな未来を夢見ているのか?」
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