篠宮可憐「じ、実は私……ドMなんです!」
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23: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:43:41.45 ID:QXoiPFTd0
〜5時間後 山口県山口市彦島〜


可憐「こ、ここが……このみさんの故郷……確か、教えてもらった住所は……あ、あれ?」

以下略 AAS



24: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:45:02.45 ID:QXoiPFTd0
 ざ、残念ですけど仕方がありません……でも、せっかくなので家の外からでしたけれど、手を合わせておきました。そ、その時です。

「あの……もしかして、親父の患者さんだった方ですか?」

可憐「え、えっと……そ、その予定というか、つもりだったんですけれど……」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage]
2020/03/24(火) 19:45:07.70 ID:DIIYnfEAO
このみ姉さんロンブー淳と同業だったのか…


26: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:46:10.22 ID:QXoiPFTd0
「腕の悪かった親父に、わざわざ治療してもらいに来られたということはその……貴女も、普通の歯科医院では扱わないような治療をご希望だったんでしょう?」

 ヒソヒソと私にそう囁いてきたこの人は、この歯科医院の息子さんでしょうか。

可憐「ま、まあ……ええ」
以下略 AAS



27: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:46:39.16 ID:QXoiPFTd0
「特別に貴女は、格安で高額治療をして差し上げましょう」

 格安の高額治療というのが、いくらぐらいになるのか……私にはちょっとわかりませんでしたけれど、ここなら私の希望……そ、そう、麻酔なしでの歯科治療をしてもらえそうです。

可憐「お、お願い……します!」


28: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:47:37.09 ID:QXoiPFTd0

可憐「あの……し、診察室は……地下にあるんですか?」

「……ええ、まあ。着きました」

以下略 AAS



29: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:48:16.18 ID:QXoiPFTd0
「ふふふ……実はね、私はまだ歯科医師免許を取ってから1度も誰かを治療したことがないんですよ」

可憐「そうなん……ですか?」

「ハッキリ言って、自信がない! しかし誰かを治療したくてたまらない!! そして私は……美しい女性の治療をしたいんだ。そう、貴女のような!!!」
以下略 AAS



30: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:48:44.92 ID:QXoiPFTd0
「その服も素敵だ……似合っている。美しい……最初に一目見た時から、私は貴女を絶対に治療したいと思ったんです!」

 こ、この服は、わざと派手な格好をすることによって自分を変えたいというつもりで……じ、実際の家で着ている私服は、ぷ、プロデューサーさんには見せられないような、囚人服とか拘束衣なんですけど……


31: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:49:21.43 ID:QXoiPFTd0
「もう治療費なんて必要ない! 代わりに貴女を……私の治療に対する対価としていただきます!!」

可憐「わ、私を……?」

「そう、貴女はもう一生ここにいるんだ! この地下で、私の治療をここで一生受け続けるんだ……!!」
以下略 AAS



32: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:49:49.56 ID:QXoiPFTd0

可憐「い、一生……? こ、ここで……?」




33: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2020/03/24(火) 19:51:59.32 ID:QXoiPFTd0
 一瞬、プロデューサーさんの顔が脳裏に浮かびました。
 プロデューサーさんの笑顔。
 私を見る目。
 嗚呼……
 も、もし……もしも……
以下略 AAS



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