北条加蓮「藍子と」高森藍子「3月の終わりで4月が始まる頃のカフェで」
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7:※前回の第110話[sage saga]
2020/03/22(日) 18:29:36.45 ID:XFWFFJ940
藍子「……それなら、連絡してくれればもうちょっと早めに来ていましたよ?」

加蓮「それもそれで悪いじゃん……」

藍子「今のお話を聞くと、私が加蓮ちゃんをずっと待たせてしまったみたいになっちゃうじゃないですか」

加蓮「私が待ちたくて勝手に待っただけだよ? それに――」

藍子「それに?」

加蓮「……それに、まあ」

加蓮「……うん」

加蓮「…………1人でいる間にさ、店員さんと話したり、そこに置いてある雑誌を読んでたりしてたんだけど」

藍子「はい。……あの、どうしてそんなに嫌そうな顔――」

加蓮「藍子がいればなーって5分おきに思って、その度に私って何してんだろって頭抱えてた……」

藍子「……………………」

加蓮「やめて。自覚してる。自分が馬鹿っていうのは自覚してるから」

藍子「…………この前、1人では嫌だから、ここに来るなら誘ってほしいって言ったの、誰ですか」

加蓮「別に嫌だって言ってないしっ。そもそもね、藍子。私は1人に慣れてるの。だからこれくらい平気なんだって!」

藍子「平気な人の顔じゃなかったですよ?」

加蓮「あーもうっ。終わり! こんなつまんない話、終わり!」

藍子「もう……」


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