メイプル「ここがインフィニット・デンドログラムかぁ」
1- 20
97:爆死の人  ◆SxyAboWqdc[saga]
2020/04/06(月) 23:13:44.21 ID:h+X1CjCC0
バレノーは帰った

イズ「あらあら。また来てくれたのねいらっしゃい。あとの二人は一見さんね」

カナデ「一見さんて。それ断られるタイプの言い方じゃん。初見さんとかでいいでしょ」

ネメシス「断られてたまるか」

メイプル(気さくな人だなぁ)

イズ「どうもー初めまして。生産職のイズよ。何が欲しいの? 今のレベルに合わせた装備一式なら十万ベルから見立てるわ」

メイプル「装備一式なら妥当な金額だけど、気軽には手を出せないかなぁ……」

カナデ「カスミのときとえらい違いじゃないか。あれバリバリ初期金額で譲ってあげたんでしょ?」

イズ「やーね。ちゃんとしたビジネスとして受けたわよ。一定期間あの装備を『自分の意思で脱がない』って契約書に名前を書いてもらったわ」

イズ「宣伝塔になってもらうことと引き換えの取引よ」

カナデ「……その結果として色々な辱めにあってるみたいだから、そう考えると高い買い物だったかも……」

イズ「妥当よ!」ドジャァァァン!

メイプル(言いきっちゃったよ!)ガビーンッ

ネメシス「いい性格しておるのう」

カナデ「ああ、そうだ。イズ。僕たちこれからギデオンに向かうことになったんだ」

カナデ「いくつかアイテムを買ってくよ」

イズ「……」

イズ「ギデオン、ねぇ。奇遇ね。私もそっちに用事があるのよ」

カナデ「え」

カナデ(……事前の打ち合わせと違うな?)

イズ(ギデオンとなると事情が変わってくるのよ)

イズ「パーティ枠は余ってるかしら?」

メイプル「あと二枠は余ってますけど」

イズ「私も同行していい?」

カナデ「!?」

カナデ(……何かと理由を付けて割引してくれれば良かったんだけど!)

カスミ「別に構わないが、そうなるとクエストの達成報酬の配分が少なくなるな」

メイプル「旅が簡単になると思えばそう悪い話でもないと思うけど……」

ネメシス「そう早くに大金が必要になるわけでもなかろう?」

カナデ(ま、前向きーーーッ!)ガビーンッ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
128Res/167.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice