少女「お兄、すき」男「そうか」その2
1- 20
81: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/04/06(月) 22:35:43.98 ID:RJVfJNbM0

男「お前…なんでここに」

女盗賊「こっちの台詞よ!仲間欺いてまで出しゃばってさぁ!」

女盗賊「結局ウチのこと信用してくれてないんじゃないか!」

老師「こやつが行くと聞かないもんじゃて。すまんの、連れてきてしもうたわい」

男「……信用している」

女盗賊「だったら――!」

男「しているからこそ、失うのはごめんだ。もうな」

薬屋「……」

老師(……ふむ)

女盗賊「…見くびんなっつーの。そう簡単にくたばらないわよ」

女盗賊「まだまだ金の魅力を知り尽くしてないんだから死んでたまるか」

老師「…少々育て方を間違えたかの」

男(なら、こうして駆けつけて来たのは金のためなのか?)

薬屋「…とんだ自己矛盾だな」ボソッ

女盗賊「鉤鼻男と少女ちゃんを探すんでしょ?ウチらとあんたら手分けして探した方が効率いいはずよ」

女盗賊「奴の研究設備は地下にあんだって」

男「地下か。危うく後回しにするところだったな」

老師「…じゃが、奴がそこにいる可能性は低いじゃろうな。己に酔いやすい男じゃ、あからさまな場所でお前さん達の到着を待っておるのだと思うぞ」

女盗賊「なんでそう思うのよ」

老師「奴の性格はよく知っておるからのぅ。あの組織が健在だった頃、どこにいても奴らの噂は耳に入ってきたものじゃよ」

女盗賊「んじゃあ地下では少女ちゃんを見つけることに集中すればいいんね」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
117Res/142.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice