60: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/04/01(水) 13:26:00.40 ID:y3XyzfXm0
青年「今度こそこれで失礼しますね」ガチャ――
ダッダッダッ
バタン!
女盗賊「爺が訪ねてきたって本当!?」
女盗賊「…ん?」
青年「ってぇ…」シリモチ
男「どこでそんな事を聞いた」
女盗賊「いや町娘ちゃんが…」
男「…話を最後まで聞くんだな。こいつが伝言を届けに来ただけだ」
女盗賊「なーんだ」
女盗賊「悪い悪い、ドアの前に居るとは思わなかったもんだから。立てる?」スッ
青年「なんだじゃありませんよ……ここの娘さんみたいに少しはお淑やかに――」
ーーーーー
「――やー、大丈夫?金取られなくてよかったねぇ。金はあんたを一番助けてくれっからね、大事にしてやりなよ」ニシッ
ーーーーー
青年「………」
女盗賊「?なによ、ウチの顔に見惚れでもした?」
青年「い、いえ…」
女盗賊「否定されんのもムカッとする」
青年「…あなた、人助けをしたことありますか?」
女盗賊「ウチの稼業は知ってんでしょ?あくどい連中から金巻き上げんの。人を助けるとか善人業は請け負ってないよ」
青年「例えば大人にたかられてる子供を助けたりとか…」
女盗賊「あー、数年前にあったねそんなこと」
女盗賊「でも何で?町娘ちゃんに聞いたん?」
青年「な、何でもないです!失礼します!」
バタンッ
女盗賊「…なにあれ」
女盗賊「それより男、伝言て――」
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