少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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50: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/24(火) 01:11:39.93 ID:jl9dUkRW0
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ゴポコポ...



鉤鼻男「あぁ…美しいなぁ…♪」

鉤鼻男「ここまでの適合体が存在するなんて…!」

鉤鼻男「早く修復終わんないかなぁー」



「上機嫌ですね。さぞ楽しいことがあったのでしょう」



鉤鼻男「総裁様…見て下さいよぉ、この逸材!これの実験が完了すればボクの悲願はもっと近づく!かつて天才と呼ばれたどんな偉人よりも上の頭脳を持つ人間として…!」

鉤鼻男「はぁー…♪」

総裁「きっと気持ちの良いものでしょうね」ニコッ

総裁「ところで」

総裁「今日の実験、男に向けて行う必要はあったのですか?」

鉤鼻男「やっぱり気付いちゃってました?キヒ…どぉしても歯応えのある試運転をしたかったんですもん」

総裁「あわよくば彼を葬りたかったと?」

鉤鼻男「最強の武力をねじ伏せた最強の頭脳になるんですよぉ!」

総裁「好奇心に駆られて……そうですか。仕方ありませんね。好奇心の抑圧は人格を殺しますからね」ニッコリ

総裁「貴重な実験体にまで逃げられたみたいですけどね」

鉤鼻男「あー、もーいいんですよ。ボクにはこれさえあれば。あの女も愛国者共も踏み台に過ぎないんです…キヒヒ」

総裁「そうですか」ニコニコ

総裁「――ですが」



...ゾワッ



総裁「命拾いしましたね。彼を殺していたら私が貴方を殺していました。二度と彼に手を出さないで下さい。何もしなくとも私の元へ来るのですから」

総裁「それでは、御機嫌よう」



カツ..カツ..



鉤鼻男「………キシッ」

鉤鼻男「好奇心は人間を殺すんですよね、総裁様」







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