少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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103: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/04/13(月) 08:17:45.05 ID:uGTOhtcfO

青年「彼らは、元々国の騎士団員だった人たちです。先導しているのは近衛騎士団長」

団長「私に続け!この穢れを国から一掃しようぞ!」

オー!

青年「師匠に言われて呼びに行ったんですよ。不当に解雇された兵達の愛国心を呼び覚ましてこい、って」

青年「最初に保護したのは町娘さん家のお二人でしたけどね」

青年「……でも、遅かったみたいだ」



老師「」



女盗賊「…ウチも行く」

青年「ダメですって!師匠がやられる程の相手がいるんです、戦闘は本職の人に任せましょう!」

女盗賊「どこの世界に親殺されて黙ってる人間がいんのさ!止めるってんならあんたでも容赦しないよ!」

青年「もしあなたが死んだら師匠の意志は誰が継ぐんです!?」

女盗賊「っ」

青年「師匠の一番弟子のあなたが居なくなってしまったら…師匠の残したものが、本当に消えてしまうんですよ」

女盗賊「……」

青年「僕だって悔しいです…こんな形で師匠を失うだなんて信じたくありません…」

青年「…だけど、今僕らがするべきは憎しみに駆られて命を投げ打つことでは、ないんです」



団長「はぁっ!」ズバッ

ゴロツキ「どうしていつもいつもこう邪魔が入りやがる…!」ガキン!



女盗賊「……ちくしょう……」

女盗賊(………)

女盗賊「……」ポロ..ポロ..

青年(……)







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