【アイマス ×鬼滅】しのぶ「多分よくある血鬼術」
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1:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:38:25.58 ID:0WI24RkPO
最初に言っておくと私は頭が悪い人間なので
好き×好き=大好きになると思っている人間です
細かい設定とか時系列なんかは完全に無視しているので悪しからず
そして勝手にぎゆしの要素も入れています
理由は私が好きだからです
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2:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:39:31.05 ID:0WI24RkPO
おそらく私たちは未熟にも血鬼術にかかってしまったんです。それも柱全員が。
気がついたら、私たちはとてもハイカラな街に立っていたのですから。
「それ本当なの?」
「本当ですよ…」
3:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:40:05.55 ID:0WI24RkPO
「タイショー時代だって!」
「マグロ!カンパチ!サーモン!」
「えんがわ!かんぴょう!ツブ貝!」
「…あんたたち…寿司屋の"大将"だと思ってるでしょ?」
「うふふ…」
4:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:40:46.41 ID:0WI24RkPO
突然のことで、行くあてもなかった私たち。持ち合わせのお金もここでは使えないと知り、途方に暮れていた時。
「うん?…ティンときた!」
この一言に救われました。
5:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:41:19.82 ID:0WI24RkPO
「丁度我が社のプロデューサーが海外に研修を受けに行ったところでね…人手が足りないんだよ」
「はぁ…」
こうして私たちは真っ黒な紳士(これも何かの血鬼術でしょうか?)に誘われて、『あいどるぷろでゅうさぁ』になることにしました。
6:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:41:52.17 ID:0WI24RkPO
「諸君!紹介しよう!彼らが新しいプロデューサーだ!」
「え?新しいプロデューサーさん?」
「ちょっと!?何よぞろぞろと!」
「ひぃぃい!?お、男の人ぉぉぉお!?」
7:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:42:54.30 ID:0WI24RkPO
「!亜美、このお姉ちゃんがいい!」
「真美も!」
「へ?」
そんな一瞬で私の担当あいどるは決まってしまいました。双海亜美ちゃん、双海真美ちゃん。双子の可愛い女の子です。
8:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:43:30.26 ID:0WI24RkPO
「ほら、2人とも息があがっていますよ?」
「はぁ…はぁ…」
「ぜぇ…ぜぇ…」
「はーい、止まらずに歩いてくださいねー」
「うぇぇえ!?」
9:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:44:12.54 ID:0WI24RkPO
「こほん!それはそうと、私は嫌がらせのつとりで言っているのではありませんよ?」
「えー?」
「本当にぃ?」
「はい、運動をして心拍数が上がったままの状況で休むのは体によくありません。だから歩いて心拍数を下げる必要があるんです」
「へー!」
10:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:46:10.95 ID:0WI24RkPO
「はい、亜美ちゃん、真美ちゃんテスト出してくださーい」
「うげっ!?」
「きょ、今日は返されてないっぽいよ?」
「嘘をついてはいけませんよ?高槻さんは今日テストが返ってくると言っていましたよ?」
「な、なに!?やよいっちめ…裏切ったな…」
11:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:47:11.13 ID:0WI24RkPO
「はーい、まずは数学から…」
「やめてぇ!?」
可愛がるだけではなく、時には厳しく。この2人は善逸君に似ていますね。褒めて褒めて伸ばして、鼻が伸びたらキュキュッと絞める。一捻りです。
12:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:47:45.63 ID:0WI24RkPO
「…亜美ちゃん…真美ちゃん…?」
「「ひぃぃい!?」」
「しばらく『げぇむ』は禁止ですね」
「そ、そんな…」
「それだけは…」
13:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:48:22.13 ID:0WI24RkPO
「はい、こんなこともあろうかと数学の問題も用意しているんですよ?」
「あ、あはは…」
「や、やったぁ…」
おかしいですね?この二人、演技は得意なはずなのに。嫌だと言う気持ちが隠し切れていません。どれだけ勉強が嫌いなんでしょうか?
14:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:49:12.64 ID:0WI24RkPO
「はぁ…何々…ん!?な、何これ!?」
「こ、これは…」
『あなたは悪い鬼を倒すために、刀と薬草を合わせて8つ調達しました。刀は一本20ゴールド薬草は一つ2ゴールドです。代金は88ゴールドになりました。さて、刀を何本、薬草をいくつ購入したのでしょう?』
15:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:49:46.62 ID:0WI24RkPO
「最高だよ…最高だよ!しのしの!」
「しのしの?」
「真美たちの好みをここまで把握しているなんて…」
「これなら楽しく勉強できる!」
「刀が四本!薬草が四つだ!」
16:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:50:23.73 ID:0WI24RkPO
「最高だよ!のぶのぶ!のぶのぶは物知りなだけじゃなくて、教えるのも上手なんだね!」
「まぁこれでも人にものを教える立場だったので…のぶのぶ?」
「凄い凄い!こちょこちょ凄いや!」
「ありがとうござい…こちょこちょ?」
「あ、これからしのぶお姉ちゃんのことはあだ名で呼ぶから!」
17:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:50:58.88 ID:0WI24RkPO
「初めて会った時から、可愛くって、ちっちゃくて、お目目が大きい、のぶりんのことだーいすきだったけど…」
「…そんな理由で私を選んだんですか?」
「後、おっぱいも大き…」
「こら!」
「えへへ、けど今日まででもっともーっと好きになっちゃった!」
18:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:51:42.60 ID:0WI24RkPO
とは言え、仲良くするのは悪いことではありません。寧ろ私を慕ってくれる2人が嬉しくもありました。けれど…
「ほら!ノブノブ!Aボタンだよ!」
「えーぼたん?」
19:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:52:17.38 ID:0WI24RkPO
二人はよく私と遊びたがりましたが、私は『遊ぶ』のが苦手でした。だって両親が殺されてから、今までずっと、鬼を[ピーーー]こと以外考えたこともしたこともなかったんですから…
「うーん、中々上手にならないねー」
「まさかノブナリがゲーム苦手だなんてね!」
「人をどこかの末裔みたいに言わないでくださいね?」
20:名無しNIPPER[saga]
2020/03/05(木) 21:52:47.12 ID:0WI24RkPO
二人はよく私と遊びたがりましたが、私は『遊ぶ』のが苦手でした。だって両親が殺されてから、今までずっと、鬼を殺すこと以外考えたこともしたこともなかったんですから…
「うーん、中々上手にならないねー」
「まさかノブナリがゲーム苦手だなんてね!」
「人をどこかの末裔みたいに言わないでくださいね?」
21:名無しNIPPER
2020/03/05(木) 21:53:20.12 ID:0WI24RkPO
「そんなら次はー」
「三人で楽しめるってなるとー」
亜美ちゃんと真美ちゃんは、別のげえむを探し始めました。私が一緒にできるものを探してくれているようです。
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