【安価】ハルヒ「みんな集まったわね! 今日は>>2をするわよ!」
1- 20
5:名無しNIPPER[saga]
2020/03/01(日) 02:09:22.11 ID:HXnM8u8n0
ハルヒ「『パンがなければお菓子を食べればいいじゃない』って言葉を知ってる?」

キョン「聞いたことはあるな」

古泉「マリーアントワネットの発言ですね。傲慢で贅沢三昧な王妃の無教養ぶりを露呈するネガティブな名言」

古泉「とされていますが、それは間違った捉え方のようです。その実、(高い)パンを買うなら(安い)パンを買えばいいという意味が……」

ハルヒ「正解よ古泉くん。さすが副団長ね、キョンとは格が違うわ」

キョン(長くなりそうだと察したか)

キョン「悪かったな格が低くて。で、そのマリーアントワネットの名言がどうしたんだ」

ハルヒ「最近SOS団の部室に用意されてる、お腹を満たすためのお菓子が減ってることに気づいてる?」

キョン「言われてみればお茶請けがいつもより早く消えるな」

ハルヒ「これは由々しき問題よ。お菓子が少ないと満足な活動ができなくなるわ」

ハルヒ「そこでよ! 買うと高いお菓子を用意するくらいなら自分たちでお菓子を作って出費を抑えればいいじゃない、って考えたの!」

キョン「自分たちで作ると金がかからなくなるのか?」

ハルヒ「ということだから、みんなはそれぞれ自分が作りたいお菓子の材料を調達してきて! まあ基本は小麦粉とかホットケーキミックスでいいと思うわ」

ハルヒ「ちなみに、この企画ではそれぞれの生み出したお菓子に点数をつけるから張り切りなさい! 以上!」

キョン「おい待てハルヒ! ……行っちまった」

古泉「これは面白いことになりましたね」

キョン「そうか? 俺からすれば不思議探索よりダルく感じる」

みくる「お菓子作り……」

キョン(しかし朝比奈さんの手作りお菓子が食べられるかもしれないとなると、別の意味で気力が湧くな)

キョン「そういやこの部室のお茶請けって誰が用意してるんだ」

古泉「僕です。機関が出してくれているお金を使って仕入れていたのですが……何故少なくなるんでしょうね」

キョン「は?」

古泉「僕はいつも同じ量のお菓子を用意しているんですよ。でもどういうわけか減ってしまう。少し目を離した隙に」

キョン「お前が勝手に食べたのを隠してるだけじゃないのか」

古泉「はは、そんなに食い意地は張っていませんよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/14.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice