ジャスティスマン「南条光と」シングマン「小関麗奈」
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◆A87DI5RwaU
[saga]
2020/03/08(日) 22:07:27.06 ID:2/w321XV0
麗奈「ったく、やってくれるじゃない!」
光「あれだけの攻撃を加えたのにダウンせずに立ち上がってくるなんて……!」
麗奈「攻撃ぃ? はんっ、あんなの風が撫でた位にしか感じないわよ!」
光「アタシと麗奈の力の差……思っていたよりもずっと大きいようだ!」
光(それが、スカウトされたアタシと養成所に通ってずっとアイドルを目指していた麗奈の差。アイドルに対する想いの年月の違いッ!!)
麗奈「それよりも……アンタ情けないわねぇ」
光「なんだと!?」
麗奈「外野からアレコレ助けて貰ってアタシに一矢報いるなんて。まぁアンタみたいな1人じゃなにもできないお子ちゃまじゃ仕方がないのかしらね! アーッハッハッハ!」
光「助け合うことのなにがいけない!」
麗奈「助け合う? 冗談! それは利用しあってるって言うのよ」
光「利用しあってるだと?」
麗奈「そ。それで利用価値がなくなったらバッサリ……裏切られてはいお終い。そんなもんよ人間なんて」
蘭子「そんなことない!」
仁奈「そうでごぜーますよ! 仁奈たちはみんなお友達でごぜーます!」
裕子「もちろん! 私のサイキック・マグネットパワーよりも強い力で結ばれています!」
光「アタシもそう思ってる! アタシはみんなを信じている!」
麗奈「信頼だなんて、カス以下の価値もないわよ! どうせ誰だって裏切られて心を踏み潰されてッ! そして……絶望するの!」
麗奈「信頼だとか友情だとか! そんな確実性のない口約束なんて何にも意味なんてない! アンタたちのそれは友達とか友情とか信頼なんかじゃない! ただの利害の一致よ!」
麗奈「あいつら2人は自分の大切なものを取り戻すためにアンタを利用し、アンタ自身はそれを利用してアタシにライブバトルで勝利し、名を上げようとしている。そうでしょう!」
光「違うッ! アタシはアタシの正義のために戦っているんだ! ヒーローは人々を助ける義務がある! この世の平和を守るために!」
麗奈「ほらっ! つまり“あの2人を助けるアタシ、格好いいヒーローだ!” ってことでしょう! 利用しているんじゃないの!」
光「いいや! もしあの2人が大事なものを奪われていなくてもアタシはいずれ麗奈、キミと戦っていた!」
麗奈「何ですって……?」
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