ジャスティスマン「南条光と」シングマン「小関麗奈」
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16: ◆A87DI5RwaU[saga]
2020/03/01(日) 10:27:03.82 ID:BCRzzZQq0

ー東京 某アイドルプロダクションビルー



麗奈「あの子の所属しているアイドル事務所ってここね………」キョロキョロ

麗奈「流石に忍び込むわけにはいかないしここで出待ちするしかないかしら……… そして、キチンと説明しなきゃ……… 誤解だってことを」


「はぁ〜疲れたね」

「そうね。結構頑張ってたじゃないの」


麗奈「っ! いた! で、でも誰か他の人と一緒にいる……流石にこのまま突撃はレイナサマでも………」コソッ


「こっちはどう、もう慣れた?」

「う、うん。もう大丈夫だよ」

「出身は山形県だっけ? こっちの方ってゴミゴミしてるじゃない。向こうは静かなんでしょ?」

「そうだね。養成所のあったところは結構賑やかだったけど、家の周りは自然が多かったかなぁ」

「ふーん」

麗奈(くっ、全然別れる気配がない。こ、こうなったらこのまま突撃を………!)ガサッ

「でも向こうに友達もいたんでしょう? 養成所とかに」

「え、ああうん。学校には友達がたくさんいたよ。でも……」



「養成所に友達なんか1人もいないよ。向こうは友達と思ってたかもしれないけれどね」



麗奈(………………え?)


「どういうこと?」

「実はね、私よりももっと実力のある子がいたんだ。麗奈ちゃんっていうんだけどね。ふふふ、イタズラ好きで私に利用されたバカな子が」

麗奈(ど、どういう……!? 利用って…!)

「利用?」

「うん。その子友達がいなかったからさ、少し優しくしただけで私のことを友達だって言ってきてね。私はただ自分のレッスンを見てもらうためにその子を利用したかっただけなのに」

「だからそのお礼ってことでイタズラの内容を考えたりしてね。トレーナーさんに怒られない程度の奴を沢山。それが罠ってことに気づかないなんて……ふふふふ」

「罠って、どういうこと?」

「こっちに来る1日前にね、上手いこと言いくるめて養成所に赤いペンキを持って来させたの。でね、その時に私もこっそり赤いペンキを買っておいてね」クスクス

麗奈(ま、まさか…………!!)


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