シングマン「我らは」高森藍子「復讐の天使ッ!」
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6: ◆A87DI5RwaU[saga]
2020/02/24(月) 00:52:27.63 ID:QS8Lc7rE0
凛「仁奈、大丈夫!?」

仁奈「り、凛おねーさん……? たすけに、来てくれたんでごぜーます、か」

凛「酷い、こんなボロボロにするなんて!」キッ!

「ここに来てもらえたということは、どうやら挑戦状を受け取ってもらえたようですね」ニコッ

凛「挑戦状なんか関係ない。私と戦ってもらうよ」

「ふふふ、静かな怒りが漲ってますね。ああ、でもその前に」

仁奈「ひっ、なんでごぜーますか!!」

「そのキグルミ全て! 私が貰いますね」バリィッ!

仁奈「あぁ! な、何するですか!! 仁奈の大切なキグルミたちを…!」

「ライブバトルの前に言いましたよね? 私が勝ったら貴方の大切なものを貰うと。約束は守ってもらいます」

仁奈「だ、だめでごぜーます!! それは美優おねーさんに作ってもらった大切なキグルミ……!」

凛「返して!!」バッ!

「アハハッ! “完全なる鑑賞物”! (コンプリートオブジェ)」

〈仁奈ちゃんのキグルミが石の球体の中に閉じ込められた!〉

凛「くっ! こ、壊せないっ!!」ガンッガンッ!

「完全なる人工石(コンプリートコンクリート)で作ったドームです。貴方には絶対に壊せない。もしキグルミを返して欲しければ……………」

藍子「この高森藍子に勝つしかないわ!! クックックッ………!」

凛「こ、このっ……!」

藍子「おっと、いけない。つい興奮しちゃった。ふふふふ、ごめんね渋谷凛さん」

凛「分かった、挑戦状受けて立つよ。私が勝ったら仁奈のキグルミを返してもらう」

藍子「逆に私が勝ったら貴方の大切なモノを頂きます。いいですね?」

凛「いいよ、その条件を飲む!」

仁奈「り、凛おねーさん……それはっ!」

凛「大丈夫だよ仁奈。私がこんな人に負けるわけないから」


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