魔法学園で過ごす学生生活第2章 〜安価とコンマと時々ラブコメ〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/03/27(金) 22:32:36.85 ID:ajrgY3in0
【1月1週】
>マーク・エル教会
フィニー「新しい年になりましたね、シスターエル」
シスターエル「ええ、そうね。今年もいい年でありますように…」
フィニー「…シスターエル。私は、本当に16歳なんでしょうか?」
シスターエル「どうしたの、藪から棒に…」
フィニー「いえ…ふと、思ったのだけなんですけれど…赤ちゃんなんて見た目で年齢なんてわかりませんし…」
シスターエル「まあ、確かにその可能性は否定できないわ。でも…置手紙には、3か月前に生まれた…と書いてあったわ」
フィニー「そうですか…いえ、実は私年上で年齢による差でいい成績を残していたら、何だかよくない気分で」
シスターエル「気にし過ぎよ。なんなら訓練でボコボコに…」
フィニー「ひいっ!?やめておきます!!」
そして、冬休みも終わりに近づいてきて…
シスターエル「もう戻るの?もう少しゆっくりしていっても…」
フィニー「学園が楽しいので…すいません」
シスターエル「そう…なら、仕方ないわね」
フィニー「はい。次はまた夏休みに戻ってきます!」
3学期が、始まろうとしていた…
【???】
「なるほど。ヴァルステリアの娘は、今王国にいるのか」
「ええ。すでに私の尖兵は送りこんでいます」
「なるほど。では、再来年度をめどに、動くぞ」
「はっ…しかし、どうしましょう。帝国の召喚魔法は…」
「捨て置け。下々の民がどうなろうと、この大義のためには仕方のないことだ」
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