魔法学園で過ごす学生生活第2章 〜安価とコンマと時々ラブコメ〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/02/24(月) 19:53:26.33 ID:g9t0V8tt0
【フォン先生の古代魔法のお話】
フォン「古代魔法はすでに失われているものが多くてね。それを再現したいんだよ」
レイン「はぁ…」
フォン「ただ、教師という立場上それは難しいんだよねぇ」
フィニー「そうなんですか?」
フォン「例えばだけど、フィニーさんは『反射魔法』を使ってるだろう?あれも実はすごい難しいものなんだよね」
クラウス「…じゃあなんで扱いこなせてるんです?」
フォン「彼女が実は高貴なる血を…というのは嘘で」
スリア(信じてしまいましたわ…)
フォン「さわりだけ、だからね。アレをより深めようとすると簡単な物じゃないくなる。魔力も喰うし」
テスラ「なるほど…」
フォン「それに、再現しようとすると生贄がいる魔法とかもあるし」
フィニー「えっ」
フォン「召喚魔法とかね。大昔は使われてたんだけど」
ナンナ「まあ、実用性が低いって前言ってましたもんねー?」
フォン「そういうこと。古代魔法にたまたま適正が見られた子が担任のクラスにいたのは幸運だけどねぇ」
(キーンコーンカーンコーン)
フォン「おっと、授業も終わりかな。今月の最後は遠足だからみんな準備しておいてね。行先は、帝国の首都。テラステアだよ」
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