男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
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4: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:27:17.21 ID:zNWUekts0
女「その校章、同じ高校だね」

胸ポケットから校章を取り出して、僕の襟についていた校章と照らし合わせた。

女「何年生?」
以下略 AAS



5: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:27:55.94 ID:zNWUekts0
女「結構このコンビニ来てるよね。帰り道?」

僕は頷いた。

女「なるほどね。だからか」
以下略 AAS



6: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:28:48.04 ID:zNWUekts0
なんなんだ、一体。

僕は食べられた肉まんを見る。

彼女のらしきリップクリームが付いて、少しツヤっとした肉まんの生地。
以下略 AAS



7: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:29:17.58 ID:zNWUekts0
次の日。

女「おっ、メガネくん」

ギャルはまたコンビニにいた。
以下略 AAS



8: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:29:55.95 ID:zNWUekts0
「ありがとうございましたー」

男「……」

女「おかえり。買った?」
以下略 AAS



9: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:32:14.69 ID:zNWUekts0
女「一緒に食べようと思って待ってたんだ」

男「え……」

女「いただきまーす。あむっ……ん、食べないの?」
以下略 AAS



10: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:32:40.34 ID:zNWUekts0
女「んー、初めて食べたんだよね、ここの肉まん」

僕を指さして。

女「美味しさ教えてくれたのがメガネくんってことで」
以下略 AAS



11: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:33:46.18 ID:zNWUekts0
この現状はなんだろう。

僕は今、ギャルの隣で一緒に肉まんを食べている。

いつも遠目で見ていた彼女が。
以下略 AAS



12: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:34:15.78 ID:zNWUekts0
女「メガネくんさ、学校楽しい?」

男「え……別に」

女「ふーん? じゃあ一緒だね。私もあんまり楽しくない」
以下略 AAS



13: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:34:42.05 ID:zNWUekts0
女「ノリって言うのかな。あんまりワイワイするのも好きじゃないんだよね」

そういう風には、とてもじゃないけど見えない。

女「……疑ってる?」
以下略 AAS



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