男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
1- 20
28: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:48:37.97 ID:zNWUekts0
女「ああいう子が好きなの?」

男「えっ」

どうしてそんな話になるんだ。
以下略 AAS



29: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:49:04.73 ID:zNWUekts0
少し戸惑いながらも、僕は答える。

男「好きじゃないって言ったら嘘になる……よ」

日陰者の僕にも普通に接してくれるクラスメイトなので。
以下略 AAS



30: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:49:31.23 ID:zNWUekts0
女「なんかさ〜好きな人とかいたら面白いのになって思ったのに」

男「いたらいいね」

女「できたら教えてよ」
以下略 AAS



31: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:49:57.67 ID:zNWUekts0
男「言わなきゃダメ?」

女「ないなら別に」

彼女はスカートのポケットから、飴を取り出した。
以下略 AAS



32: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:50:42.70 ID:zNWUekts0
女「もー、応援してあげるのに。見栄張っちゃってさ」

ニシシと笑う彼女。

男「待ってくれ。確かにあの娘はわりと当てはまってるけどさ」
以下略 AAS



33: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:51:09.10 ID:zNWUekts0
女「……ふーん」

彼女は空を見上げて、飴を楽しんでいた。

さっきから、返事が悪いな。
以下略 AAS



34: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:51:40.70 ID:zNWUekts0
女「まぁ、前に言ったけど、私もやかましい人は好きじゃない。疲れるから」

男「一緒だ」

女「そだね、だから……」
以下略 AAS



35: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:52:11.97 ID:zNWUekts0
男「……凄いね」

女「凄くない。ウザいし」

彼女は一切、連絡を返していなかったように見えた。
以下略 AAS



36: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:52:46.08 ID:zNWUekts0
男「……」

僕は何も言えなかった。

彼女の立場に僕は立てなかったから。
以下略 AAS



37: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:54:11.46 ID:zNWUekts0
女「メガネくん、茶髪はどうなの?」

どや顔で髪をなびかせる。ふふんと鼻を鳴らしている。

男「……黒髪の方が、いいかも」
以下略 AAS



38: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/17(月) 21:54:39.32 ID:zNWUekts0
女「げっ、通知消し忘れてた。うざー」

恐らく、さっき言っていた男子たちからだろう。

彼女は深いため息を吐いて、通知を切った。
以下略 AAS



136Res/45.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice