男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:44:58.49 ID:zNWUekts0
彼女と僕は、コンビニでしか会わなかった。
学校で見たこともないし、お互いに探そうともしていなかった。
コンビニでいつも会えるから、僕はそれでいいと思っていたし。
以下略
AAS
25
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:45:24.38 ID:zNWUekts0
女「ねえメガネくん」
男「なにギャルちゃん」
もう、お互いに呼び合うのは慣れてきた。
以下略
AAS
26
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:45:56.02 ID:zNWUekts0
隣にいた女の子……?
ああ、日直で一緒だったあの子か。
男「なんでもないよ、別に」
以下略
AAS
27
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:46:25.30 ID:zNWUekts0
女「結構可愛かったじゃん」
男「そうかな」
女「大人しそうな感じ」
以下略
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28
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:48:37.97 ID:zNWUekts0
女「ああいう子が好きなの?」
男「えっ」
どうしてそんな話になるんだ。
以下略
AAS
29
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:49:04.73 ID:zNWUekts0
少し戸惑いながらも、僕は答える。
男「好きじゃないって言ったら嘘になる……よ」
日陰者の僕にも普通に接してくれるクラスメイトなので。
以下略
AAS
30
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:49:31.23 ID:zNWUekts0
女「なんかさ〜好きな人とかいたら面白いのになって思ったのに」
男「いたらいいね」
女「できたら教えてよ」
以下略
AAS
31
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:49:57.67 ID:zNWUekts0
男「言わなきゃダメ?」
女「ないなら別に」
彼女はスカートのポケットから、飴を取り出した。
以下略
AAS
32
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:50:42.70 ID:zNWUekts0
女「もー、応援してあげるのに。見栄張っちゃってさ」
ニシシと笑う彼女。
男「待ってくれ。確かにあの娘はわりと当てはまってるけどさ」
以下略
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33
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:51:09.10 ID:zNWUekts0
女「……ふーん」
彼女は空を見上げて、飴を楽しんでいた。
さっきから、返事が悪いな。
以下略
AAS
34
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◆qhZgDsXIyvBi
[saga]
2020/02/17(月) 21:51:40.70 ID:zNWUekts0
女「まぁ、前に言ったけど、私もやかましい人は好きじゃない。疲れるから」
男「一緒だ」
女「そだね、だから……」
以下略
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