男「帰りのコンビニと、美味しい肉まんと、いつものギャル」
1- 20
110: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:57:38.48 ID:Iye83NiB0
女「なんでずーっと顔出してくれなかったの」

顔を近づけてくる。凄い剣幕。

男「え、えと……」
以下略 AAS



111: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:58:17.95 ID:Iye83NiB0
女「会えない?」

男「……彼氏ができたと本当に思ったし」

僕は彼女の営業スマイルを見破れなかったし。
以下略 AAS



112: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:58:48.27 ID:Iye83NiB0
女「メガネくん、私のこと好きなんだね〜うんうん」

にしし、といつもの笑い声。

間違いなく茶化されている。
以下略 AAS



113: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 22:59:51.83 ID:Iye83NiB0
女「……」

男「……」

言ってしまった。
以下略 AAS



114: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:00:18.62 ID:Iye83NiB0
女「……にししっ」

彼女は、笑った。

女「メガネくん、それはどういう『好き』なの?」
以下略 AAS



115: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:00:50.83 ID:Iye83NiB0
女「友達として? 恋人として?」

男「えっ、うっ……」

女「どうなのー?」
以下略 AAS



116: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:02:13.58 ID:Iye83NiB0
女「……そっか」

男「んむっ」

残りの肉まんを僕の口に突きつけた。
以下略 AAS



117: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:02:40.82 ID:Iye83NiB0
男「……」

女「私たち、名前も知らないんだよ?」

男「う、うん」
以下略 AAS



118: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:03:08.34 ID:Iye83NiB0
男「……」

僕は。

『友達』としてすら認められていなかったってことか。
以下略 AAS



119: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/02/18(火) 23:03:36.37 ID:Iye83NiB0
男「ごめん……」

僕は、やっぱり。

ダメなやつだったんだ。
以下略 AAS



136Res/45.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice