貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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990: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/07/12(日) 01:41:15.35 ID:l4n910Bg0


貴方「とりにいくなら、その間見てようか?」

まどか「あ、うん。お願いするね」


 鹿目さんはそう言って足早に去っていった。

 目の前の猫に視線を移す。すると子猫らしい高い声で『みゃー』と鳴いた。

 人慣れしてるのか、幸い逃げる様子は見せなかった。頼ってきているようにも思える。

 まだ小さいのに、母親とははぐれてしまったのだろうか。飢えと寒さで弱ってしまったんだろう。


貴方「大変だな……野良猫ってのも」


 猫を膝で温めながら待っていると、それほど経たないうちに鹿目さんが戻ってきた。

 手には皿と牛乳。それから缶詰を持っていた。


まどか「牛乳だけじゃ足りないかもと思って、水煮缶ならいいかなって持ってきたんだけど……」


 サバの水煮缶を空けると、皿に出さないうちからすぐに顔を近づけて食いついてきた。

 腹を空かせていたのもあるだろうけど、とりあえず食べてくれないって心配はなさそうだ。

 むしろガツガツとたいらげていって、むせそうになってたことに心配したくらいだった。


まどか「お、落ち着いて食べていいんだよ。逃げたりしないから、ね?」

貴方「でも食べてくれてよかった」

まどか「これで元気になってくれるといいな……」


 猫のことが一段落すると、家から戻ってきた鹿目さんの格好が変わってないのも気になった。

 着替えてこようって話だったのに。




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