貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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90: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/03/10(火) 00:55:42.51 ID:dbGUVfiT0


貴方「暁美さんに似合いそうな髪飾りだ」


 今着けているカチューシャと雰囲気の似た黒いカチューシャだ。

 決して派手ではないが、シンプルながらキラキラとした装飾が入っていて上品にまとまっている。


ほむら「え、ええ。そうかしら。……まどかが勧めてくれて」

貴方「鹿目さんのセンスか。いいね」

まどか「でしょ?似合うと思ったんだ。こうやって似合うもの見つけ合うのって楽しいんだよ!」

貴方「たしかにまあ、暁美さんなら選びがいがありそうだよな」


 まあそれは完全に本心というか、自然に口から出たような言葉だ。

 男子の中でも女子の中でも暁美さんは憧れの的だし、人気は高い。美人で勉強もできる高嶺の花というのはみんなの共通認識だった。


ほむら「……そう?」


 しかしそう言うと、暁美さんは表情を変えずに聞き返してくる。褒め言葉なら言われ慣れてるはずなのに。――いや、だからか。

 道歩いてるだけでも散々聞こえてきそうなものだし、適当に聞き流してそうだ。


ほむら「【貴方】くんもそういうことを言うってことに驚いたわ」

貴方「……えーっと!硬派に思われてた?だったら失敗したなあ」

さやか「硬派ってより、鈍感って言われてんじゃない?」

貴方「えっ、そうか?どこがだよ?」



 ……――みんなで話をしながらフロアの中を一通り見て回った。





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