貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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885: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/06/21(日) 22:31:45.48 ID:zNgIDzPr0


さやか「――あ、それなら【貴方】にも聞いてみよっか?」


 すると不意に美樹と目が合って、そのついでとばかりに話を振られる。

 偶然だが、これはいい機会かもしれない。


貴方「ん、何の話?」

ほむら「…………」


 しかし、俺が話に加わろうとすると暁美さんは無言でどこかへ立ってしまう。


さやか「何か喧嘩でもしたの?今のほむらの態度、あからさますぎるっしょ」

まどか「そ、そうだね。いきなり。怒ってるのかな……?」

貴方「喧嘩はしてないけど……」


 美樹は鋭いが、それでなくても気付けるほど今の暁美さんの態度はわかりやすかった。

 普通に考えるならわざと怒りや嫌悪を表現したというようにも見えるけど、意外にも志筑さんが全く違うことを言っていた。


仁美「何があったのかは存じませんが、怒ったからといってみんなのいる前で避けるほど幼稚なことはしないんじゃないでしょうか?」

仁美「この前気付いたのですけど、暁美さん。表情には出にくいですが、それ以外の感情表現はむしろわかりやすいくらいなんです」

仁美「喧嘩をしたのなら、後ろめたい気持ちでもあったのかな……と」


 勘の鋭い美樹よりも、一番関わってると思っていた鹿目さんよりも、志筑さんがそれを言ったことが驚きだった。

 いつのまにかそんなに仲良くなってたのか。

 思えば、鹿目さんが暁美さんを見る目は友情よりも憧れのほうが強く見えた。

 ……それは、他の関わりの浅い多くの女子が暁美さんに向けるのと同じ類のものでもあった。


貴方「後ろめたい気持ち……」

さやか「ま、まあ気にすんなって!そういうのは時間が解決してくれるっていうの?いつのまにかケロっと直ってるもんよ!」


 美樹の能天気なフォローには元気をもらえる。

 時間が解決するまで無理に追わないってのも手ではあるよな。


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――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

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