貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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834: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/06/13(土) 21:01:34.32 ID:uDQ+3XKF0


 今日の放課後もパトロールに出る。

 歩き回っても魔女と会うことのなかったこの前に比べ、今日は三度も遭遇した。いや、使い魔も含めれば四度だ。


 暁美さんと一緒のパトロールは、ほとんど暁美さんには後ろについてもらっているだけになっていた。

 それは暁美さんが積極的に戦おうとすればこちらが逆にすることがなくなるからに他ならないのだが、

 特に最近は連日出ているし、おかげで戦いのための技術は少し上がった気がする。



 ――魔女にトドメを刺して、戦いを終える。



 後ろから横に並ぶように踏み出した暁美さんから、ふわりと硝煙の匂いが鼻につく。

 たまに気まぐれのように攻撃を撃ちこむくらいだったから、まだ匂いは薄い。もちろんそのすべてが見事に命中だった。

 そういえば前に匂いのことを気にしていたっけ。変身を解くと服に残っていた匂いも消える。


貴方「暁美さんって、ミリタリーが好きってわけじゃないんだよね」

ほむら「いきなりどうしたの?」

貴方「いや、男女関わらずそういう人もいるみたいだから聞いてみたんだよ」


 この前見事に敗退した暁美さんの興味を探るためのショッピングを思い出した。

 暁美さんは基本的な銃だけじゃなくて、軍事用の武器ならほとんど持っているらしかった。銃にしても種類は様々だ。

 その手の趣味を疑ってしまうのも無理もないと思う。というか、その手の趣味の人がいれば暁美さんの魔法には大歓喜だろうな。


貴方「それにしても……今日は慌ただしかったね。最近はやっと魔女も減ってきたのかと思ったのに」

ほむら「魔女がいれば使い魔を産み出す。巴さんの話だと使い魔は栄養をつければ魔女になるらしいから……」

ほむら「今いる数だけを倒せば済むというわけではないということ。根絶には時間がかかるでしょうね」



1それって巴さんから聞いたの?
2特訓を頼む
3自由安価

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