貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2020/05/24(日) 19:16:16.82 ID:KHSW6Fx10
放課後
帰りのHRが終わり、下校のチャイムが鳴る。
……学校じゃ志筑さんは朝から大体女子グループと一緒だったけど、話すなら今だ。
貴方「志筑さん、ちょっといい? 昨日、話すって言ったこと」
仁美「……ここで話しますか?」
貴方「いや……そうだな。少し場所を変えたほうがいいかも」
教室にはまだ人が残っていた。
核心については話さないとはいえ、大っぴらに話すことでもない。興味を持った人が邪推しないとも限らないし。
人気のない場所を思い浮かべて、ひとまず屋上に場所を移す。俺たち以外に人影はなかった。
貴方「……まず、ごめん。俺、志筑さんに嘘ついてたことがあるんだ」
貴方「暁美さんが合気道やってるってのは俺の適当なでまかせ。みんなの用事を知らなかったっていうのも嘘」
貴方「そして、みんなに変な場所行かないように説得したっていうのも……嘘。その場しのぎの方便でしかなかった」
仁美「【貴方】くん、私にそんなに嘘を……隠し事をしていたのですね。いえ、みんなも」
貴方「でも、何か危険なことがあったときに対処できる力を持っているのは本当だ」
仁美「それじゃまるで不思議な力でも持っているみたいな……」
貴方「その力が『何』とは言えない。これもごめん。全部は話せないけど、俺たちにはやらなくちゃいけないことがあるんだ」
仁美「……だからあんな変な場所にばかり行っていると?」
貴方「まあ、そういうことなんだけど」
仁美「事情は話してくれないのですか?」
貴方「……ごめん」
仁美「納得ができるわけありませんわ!」
まあ、そうだよな。
これ以上なんて伝えたらいいだろうか……そう思っていると。
仁美「でも、『散歩』とごまかされるよりはまだマシでした」
納得はしてないだろうな。でも嘘よりはマシ――か。
俺も同じ気持ちだった。
仁美「……それで、【貴方】くんは今日も行くんですか?」
1今日はもう帰ろう
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
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