貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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497: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/05/03(日) 23:38:51.44 ID:IzS/hlEP0


杏子「そういや奇妙なことが起こるとか言ってたな。具体的に何かあったのか?」

貴方「たまに語りかけてきた。昨日の生徒会活動後は特に頻度が高かったな」

貴方「あと、他人に渡したはずなのに元の位置に戻ってきたり、新品のまま置いたアイスの中身がなくなったり」

杏子「気のせいじゃねぇの……?」

貴方「君にそう言われるとどうしようもないんだが」

杏子「……い、いや。そうだな。わかった。ちょっと対話してみよう」


 佐倉さんは人形を掴むと、視線の高さまで持ち上げて暫くの間見詰め合っていた。


マミ「えーと、何か言ってた……?」

杏子「アイスは……美味しかったそうだ」

貴方「そ、そうか。やっぱり……」

ゆいぐるみ『ういーあいすー』

貴方「! しまった、もうアイスが切れたのか?昼まで大人しかったのに!」

庶務「アイス買ってくればいいんすか?」

会長「で、でもここで除霊してもらえれば済むんじゃないかな?」

杏子「そうだな。まさかここまではっきり喋るとは思わなかったが……!」


 そう言うと彼女は髪を解き、人形の前で祈りのポーズをとる。

 変わった十字架のような髪飾りを手にしている。


杏子「…………終わりだ。やれるだけのことはやってみた」

会長「成仏したの!?」

杏子「ああ。除霊は完了した」

杏子「ま、まあそこまで高位の霊じゃなかったのが救いだったな。多分危害を加えるような霊ではないだろ」

庶務「やったー!アイス買いに走らなくてすむんすね!」

マミ「さすが佐倉さん!」



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