貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2020/04/30(木) 00:20:04.88 ID:kJsBdyCW0
放課後
帰りのHRも終わってチャイムがなると、鞄を持って席を立つ。
雑談はほどほどにそろそろ教室を出ないと。
さやか「【貴方】はこれから生徒会の仕事?なんかやっぱすごいけど大変そうだなぁ」
まどか「頑張ってね。いってらっしゃい!」
貴方「あ、待って。その前に。三人は今の学校に何か不満点はない?」
さやか「不満点? ……んー別に。しいて言うならあんましムズかしい宿題出さないように言っといてよ!」
まどか「それはさすがに……。わたしも特にはないよ」
貴方「……そうか。ありがとう。暁美さんは?遠くから来たんだし、他と比べて気づいたことはないか?」
ほむら「いえ。入院してたんだし、前の学校の事なんて覚えてないわ」
貴方「それもそうだ。配慮が足りなかった」
普段が文武両道なゆえに忘れそうになるが、暁美さんはここに来る前はずっと入院してたと聞いている。
あまり通えてなかったのだろう。前の学校の話もほぼ聞いたことはなかった。
さやか「さっすが副生徒会長となると考えることの規模が違うというか、難しいこと考えてんのね?小市民のあたしには縁のないことだわぁ」
貴方「別に生徒会に入るのに身分なんて関係ないよ。役員になる権利は平等にあるんだ。美樹さんだって望むなら立候補すればいい」
さやか「ムリムリ。あたしじゃ誰も推薦してくんないよ。っと、あたしもそろそろ帰ろうかな」
まどか「あ、いっしょにいく?」
ほむら「それなら私も……」
他の人も美樹に続くように教室を去っていった。
……あまり建設的な意見は聞けなかったな。
自分が通っている学校なのに、学校のことを考えてる人が少なすぎるとは思っていた。
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