貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2020/04/29(水) 23:08:50.63 ID:9fdH4HSt0
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1日目
見滝原中学校 教室
貴方「おはよう」
略した挨拶を口にしながら自分の席をセットして座る。
床のボタンを押すと机とイスがワンタッチで立ち上がる仕組みだ。
さやか「おはよう!」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
挨拶が返ってくる。
美樹の朝から元気になるような声に、鹿目さんの一日が明るくなるような挨拶。
それから、少し遅れて暁美さんの落ち着いた声。
少し冷たい態度にも聞こえるが、ちゃんと挨拶してくれるのだからこれでもそんなに悪く思われてないと思う。
まどか「今日の数学宿題あったよね。わたしちょっと自信ないとこあって」
さやか「あたしはムリだけど、そういうの聞ける人ならそこそこいるじゃん」
貴方「あ、それなら僕が――」
ほむら「私が見るわ」
言いかけたところで先に暁美さんに取られてしまった。
……暁美さんは普段何に対しても興味なさそうにしてるけど、鹿目さんのこととなるとやたらと気にかけるところがある。
そう見えるのは気のせいじゃないが、友達だからといえば僕たちだって友達はなずだ。――少なくともそう自分は思っていた。
ほむら「それとも、私じゃ不足だったかしら?」
ほむら「このクラスには学級委員長の優等生のお嬢様と、副生徒会長までやってる優等生のお坊ちゃまがいるものね」
まどか「えっ、ううん!不足なんてないよ!ありがとう。ほむらちゃんが見てくれるなら心強いって。わたしももっと頑張らなくちゃね」
暁美さんは僕が言い出したことに気づいてかあてつけるように言う。
こう言うが、暁美さんだって十分優等生の認識で通っている。まあ、暁美さんに任せておけば大丈夫だろう。
――――やがて朝のHRがはじまり、学校での一日が過ぎていく。
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