貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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240: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/03/31(火) 21:42:40.89 ID:w/0Ib+310
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12日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 今日も教室はいつも通りほどよく賑わってて、傍で当然のようにキュゥべえが見守っていた。


貴方『……ところであれ、みんな気にならないの?』

ほむら『あれ?』

貴方『キュゥべえ』

ほむら『……ああ』


 みんなで話してる時も話題の中心にならない限り言葉数の少なめな暁美さんに、テレパシーで話しかけてみる。

 他の人にも聞こえるようにはしてある。


ほむら『いつものことだから。みんな気にしていないんじゃない?』

さやか『なになに?キュゥべえのこと?ま、風景の一部だよね。寝てるかこっち見てたと思ったら、ふらふらどこかへ消えてったり』

貴方『羨ましい生活だな』

まどか『マミさんのとこに行ってるのかな? それとも新しく候補でも探しに行ってるのかな?』

ほむら『でも……そういえば、話とか聞かれてるのよね』

さやか『あっ、よく考えてみたらなんか嫌かも。【貴方】どうにかしてきてよ』

貴方『いやなんで俺が』


 他の人も入ってきてテレパシーが盛り上がっていると、いつのまにか志筑さんに不思議そうに見られた事に気づく。


仁美「どうしましたの? そちらに何か……ありますの?」

さやか「あっ、いや別に!なにもないけど?な、なにかあるように見える?」

仁美「まさか……幽霊!?」

まどか「落ち着いて仁美ちゃん!大丈夫だよ。幽霊さんなんていないから!」


 当の本人は自分が話題の中心になっていたことなんて知らずに小首をかしげて毛繕いのような動きをしていた。

 ……キュゥべえって、もしかして結構図太いのかもなあ。




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