【ミリオン】紗代子の欲しかったもの
1- 20
52:伊丹 [sage]
2020/02/08(土) 21:26:17.04 ID:2EYiqEug0









朝、劇場の事務所で。
私と彼は劇場のソファーで肩を並べて、机の上の携帯電話の音に集中する。



プッ……プッ……プッ……プーーー!

ゴゼン8ジ40フン 30ビョウヲーーー



時報を聞くと、素早く時計のリューズを操作し、
パチッとリューズを戻す。

 
「よしっ」


重なる言葉。
そして、時計を手に持ち、左耳へ近づけ、
その音を聞く。



「……うん。いいな」



お互い、完全にシンクロする動作とセリフ。
彼は、驚いたように隣の私を見る。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
66Res/53.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice