ベル・クラネル「リリ、君は僕のものだ」リリルカ・アーデ「……はい」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/07(金) 00:56:59.12 ID:OKFL85SsO
「ベル様、リリはこう思います」

間違いを悔やむベル様に、優しく諭しました。

「モンスターは何もダンジョンにだけ現れるわけではありません。リリの中にも居たのです」
「リリの、中にも……?」
「だから、冒険者のベル様がリリの中のモンスターを退治するのは当たり前のことなのです」

よくもまあ、我ながらこうしてペラペラともっともらしい言葉が出てくるものだと思います。

「そんなの、詭弁だ……」
「はい、詭弁です。リリは悪い子です」
「違う……君は優しい、良い子だ」

ベル様が優しくリリの頭を撫でてくれました。
すっごく嬉しいけどすっごくイライラします。
なのでリリはまた口調を変えて、脅しました。

「ベル、あんまり優しくすると食べるわよ?」
「ひっ……!」

耳元でそう囁くとベル様は顔を青くしてリリから距離を取りました。冒険者の本能ですね。
きっと彼の目には、今のリリは恐ろしいモンスターとして映っているに違いありません。

ならば、その設定で本能を刺激してあげます。


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