【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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98: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/02/07(金) 19:43:24.07 ID:rJF2PP6y0
垣根「御坂……なんでここに!」

御坂妹「お姉様…」

御坂「それはこっちの台詞!…説明は後にしましょう!…それよりその怪我、救急車呼ばないと!」

垣根「いや、まだやる事がある……それより、コイツを…頼みたい」

 垣根は御坂に押し付けるように御坂妹を委ねた。

御坂「やる事って……まさか一方通行と…」

垣根「そうだ……バカが一人で戦ってやがるからな」

御坂「バカって…! あいつ……!」
 
垣根「なんだ…知り合いかよ…」

 それから御坂はツンツン頭の少年が異能の力を打ち消す能力『幻想殺し』を持っていることを語った。

 そうしてすぐに、垣根は肩を押さえながら、向きを変え、激戦地へと足を向けた。

 戦いの音はまだ聞こえる。

 あいつはまだ死んじゃいない。

御坂「待ってよ!…馬鹿なことしないで!……私が戦いに行くから! 私は学園都市第三位なのよ!…あなたなんかより戦えるわ!」

垣根「残念だったな……あいにく、俺は二位だ」

 とは言っても、まったく今は能力が使えない。順位なんて名乗れるレベルではないが、と内心悪態をつきながら答えた。

御坂「嘘……」

垣根「嘘じゃねぇ……」

 そう言いながら、彼は裾を思い切り破り、腕全体に巻きつけ止血した。

 能力者でそれが取れないように固定する。未元物質に電灯の光が反射する。

垣根(眩しいな…)

 暗くなってきたから余計に眩しく感じる。御坂に電気をショートしてもらいたいくらいだ。

垣根(待て……電気……)

 そうだった。後ろでこちらを見る少女は電気使い。それもこの学園都市で最高の。

 だとしたら、できるかも知れない。

垣根「なぁ、御坂……少し頼みがあるんだが」

 最強の能力者『一方通行』を倒すための総力戦が始まった。


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