【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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706: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/08/02(日) 16:30:05.20 ID:QRKqL2u30

フィアンマ「オルソラ=アクィナスのために、学園都市に向かわせた部隊を覚えているか?」

アックア「当然である……一週間前のことだ」

フィアンマ「奴等は垣根帝督に接触した。そして、無事に奴の素養を明らかにした」

ヴェント「……垣根帝督。禁書目録の『首輪』を解除した張本人ね」

フィアンマ「そうだ。奇跡でも起こさなければ、そんなことはできない。だからこそ、目をつけてはいたが重要ではなかった。だが、奴は法の書さえも理解できる可能性がある……これを聞いてみろ」

『……全ての男女は星である、か』

テッラ「これは盗聴ですか?」

フィアンマ「さぁな。垣根帝督用に監視部隊を一つ送る命令を、俺様はしただけだ」

ヴェント「で、この台詞の何が重要なのよ?」

フィアンマ「俺様の聞いたところによると、クロウリーもこの言葉を好んで使ったそうだ」

テッラ「それは……」

フィアンマ「偶然にしてはおかしいだろう。一介の人間にが、クロウリーの言葉を吐くようには思えない」

アックア「ということは、奴は『法の書』を解読したのであるか?」

フィアンマ「さぁ、分からんな……だが、もはやそれは重要じゃない。重要なのは、科学側の人間が奇跡じみたことや、想定外のことを行っているということだ」

フィアンマ「もしヤツが己の力のみで首輪を解除したというのならば……それは『禁書目録』、『幻想殺し』に続く、喜ばしい発見だ」

アックア「垣根帝督が必要ということであるか?」

フィアンマ「そうだ……だが、アックア。貴様ではなく、ヴェントに学園都市に向かってもらうつもりだ」

ヴェント「よりによって、私か……」

フィアンマ「貴様の力は非常に強力だ。特に一勢力を相手にするのにな」

ヴェント「ええ」

フィアンマ「貴様の役目は『幻想殺し』『垣根帝督』を捕えることではなく、学園都市を疲弊させることだ。……分かったな?」

ヴェント「言われなくても、科学の世界なんて潰すつもりよ」

フィアンマ「……そうか」



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