【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
1- 20
703: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/08/02(日) 15:08:07.30 ID:QRKqL2u30

垣根「なぁ、ちょっとそいつを見せてくれ。一体、何が書いてあるのか気になる」

ステイル「君が読んでも、まったく理解できないと思うけど?」

垣根「興味本位だ。理解がしたいから読みたいってわけじゃない」

ステイル「……少しだけだよ」スッ

垣根「よし……」ペラッ

黒夜「私も見ていい?」

垣根「ああ」

垣根(……難解そうだ。パッと見ただけで、頭を痛めるブツだってことが分かる)

黒夜「まったく何書いてあるか分からないや。当然だけどさ」

建宮「当然よ。もし分かったら、お前さんは世界を支配できるのよ」

垣根(だが、何だ……? 難解そうだが、それでいて何処か読めるような……)

垣根(いや、これがダミーってことなのか……?)

垣根「オルソラ、まったくの素人がコイツを読むことはできるのか?」

オルソラ「いえ、無理でしょう。前提として、賢者並みの知識と魔術に対する超人的な理解力が求められるので」

垣根「それはダミーの場合でもか?」

オルソラ「ええ」

垣根「なるほどな」

垣根(……ページをめくってみるか)

ペラッ

垣根(……!)

垣根(いや、やっぱり気のせいじゃない……ページを捲れば捲るほど……『俺はこいつを読むことができる』という確信が強まる……)

垣根(だが、その実、何が書いてあるか分からない。これを解読する知識なんて、俺にあるわけない……学園都市で暮らしてきたんだから、当たり前だ)

垣根(……じゃあ、どうして根拠のない自信を……俺は抱いてるんだ?)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
836Res/296.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice