【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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249: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/03/16(月) 05:56:38.43 ID:5sUWg+RU0

神裂「二十八日、貴方が記憶を失った理由はある少女を助けたところにあります」

垣根「少女……?」

神裂「はい。私は彼女を知っていますが、あなたからしたら見ず知らずの少女です」

垣根「俺はよく知らないガキ助けるために記憶を失ったってのか?」

神裂「そうですね……。ただ、私があなたに協力を求めた部分があります。もし私がそんなことを言わなければ、あなたが記憶を失うことはなかったでしょうに。……いえ、この話は止めておきましょうか」

垣根「……分からないな。お前の言い方じゃ、協力を求めたことと記憶喪失は直接繋がってないと言ってるみたいだ。むしろ、今回のケースはイレギュラーだと言ってるような」

神裂「その通りです。あなたに求めたのはあくまで彼女を助けるための補助。ですから、記憶喪失の原因のもう一つは、あなたがかなり無茶なことをしてしまったところもあります。……ただ、なぜそこまでの行動に出たかは私にも分かりませんが……」

垣根(……奇妙だな。神裂の言っていることを軽くまとめると、『俺は見ず知らずのガキ助けるために危険を冒した』ってことだ。俺の知っている垣根帝督の像と、それはあまりにもかけ離れている。ありえない話ではないが、だとしても不可解だ)

神裂「以上が今の私に教えられること……ですかね」

垣根「とりあえず、一時的ではあるが満足した。ありがとな、神裂」

神裂「……ええ」



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