【イナズマイレブン】剣城「22歳のフリーターだ。ニートではない」【安価】
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185:名無しNIPPER
2020/02/12(水) 14:17:35.95 ID:UVaFgO+mO
玲名「お茶です」

コトッ

剣城「ありがとうございます…」ペコリ

ヒロト「…いきなりだけど本題に入ろうか」

剣城「あのゲームの攻略法と言ったな」

ヒロト「君達は3日前、いや、それ以上前から敵に暴力をやめるよう賄賂を渡していたね」

剣城「ど、どうしてそれを…!?」

ヒロト「吉良財閥の情報網をもってすれば、それくらいはね。とまあそこはいいの。確かに君達は1人2億で暴力を封じることには成功した。だけど、グリッドオメガという必殺タクティクスを使われた」

剣城「…」

ヒロト「だったら話は早いよ。グリッドオメガを使わせなければいい」

剣城「……また賄賂か?」

ヒロト「ああ。ただしグリッドオメガだけじゃない。他にも色んな、意図的に敵を傷付けるためのタクティクスがあった。それらを全て封じる。賄賂を送る金額は1人につき100億円だ。そしてゲームの参加者は1人につき500億円、吉良財閥のほぼ全ての財産を注ぎ込む。総額で約7000億円だ」

剣城「…やろうとしていることは前回俺達がやろうとしたことと同じだ。それで俺達は以前負けたんだぞ」

ヒロト「大丈夫。今回敵に送るのは100億のカードではない。試合終了後に100億を渡すという手形だ。そして手形には一切のラフプレーを封じる。破れば100億は渡さないという条件を付けるのさ」

玲名「先にお金を渡してしまえば裏切られる可能性がある。それを封じるという訳だ」

ヒロト「それに、彼らの手取りが億超えでも10億は超えていない。いや、5億さえ超えてはいない」

剣城「なんであんた達がそこまで知ってるんだ…」

ヒロト「ハッキングしたからね」

玲名「奴らの平均の手取りは2〜3億だ。2、30年分の給料が1日で手に入るチャンスだけを与え大人しくさせる」

ヒロト「そして舞台を整えたら後は、正々堂々の超次元サッカーで勝利をもぎ取る」

玲名「君達が負けたのはあくまでも情報不足だったからだ。だが私達は君達に足りなかった情報という武器を持っている」

ヒロト「どう?乗ってくれる?」

剣城「……1つだけ聞きたい」

ヒロト「ん?なんだい?」

剣城「どうして、その…あんた言ったよな。吉良財閥の全財産を次のゲームに注ぐって。どうしてそこまで…」

ヒロト「ただの勝利じゃ意味がないんだ」

剣城「え?」

ヒロト「今やマエストロは総資産うん兆と言われている。警察どころか、国家さえ味方にしているという噂だ。そして彼らは汚い金で円堂君達を…」

ヒロト「……俺は許せないんだ。大切な仲間達を奪ったあいつらを、絶対に崩壊されたい。だから!!だから俺は、俺達は選んだ。全てを投げ打ってでも戦う道を!!」

玲名「…このままマエストロを野放しにしていたら、いずれ多くの人間が恐怖に怯えて暮らすことになる。今でさえ、マエストロに希望も、命さえも奪われる人々が居るんだ。これ以上そんな人が増えるのを、私は見たくない…」

剣城「…俺に出来ることはありますか?」

ヒロト「剣城君!」

剣城「なんでもやります。勝ちましょう。マエストロに」

ヒロト「…ありがとう!!剣城君には、仲間を集めてきて欲しい」

玲名「試合当日は私も選手として出るから、9人だ」

剣城「社長さんは?」

ヒロト「俺は監督」

剣城「……必ず、最強のメンバーを揃えてみせます」

ヒロト「頼んだよ」

こうして剣城は、マエストロとの最後の戦いに挑むことになった


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