魔法使い「主様、持ってきました」魔女「えぇ、ありがとう」
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11: ◆/ZP6hGuc9o
2020/01/30(木) 00:30:29.07 ID:4042C2W/0

魔女「そっちの副官さん?は、見慣れない顔ね」

女騎士「紹介が遅れました。先日から、わたしの補佐を務めてもらっている副官騎士です」

副官騎士「初にお目にかかります、魔女様」

魔女「堅苦しい挨拶はいいわ。女騎士の副官ということは、これから定期的にここへ来るのでしょう?」

副官騎士「そういうことになります。よろしくお願いいたします」

魔女「ええ、よろしくね」

副官騎士「話は伺っておりましたが、こんな深い森の中で暮らしていると不便ではないですか?」

魔女「色々不便なこともあるけれど、もう慣れたわ。それに、あたしが好きでここに居を構えているのだしね」

副官騎士「もっと王国に近しい場所にも、森はあります。そちらへの転居など、考えてみては?」

女騎士「………」

魔女「―――それは、国の近いところへ移り住んだ方があなた達にとっても都合がいいから、かしら?」

副官騎士「いえ、決してそのようなことは」

魔女「……今のところ、そういうことは考えていないわ。心配しなくても、雲隠れなんてしないから安心してちょうだい」

副官騎士「………気分を害したのでしたら、申し訳ありません」


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