【かぐや様は告らせたい】かぐや「会長が拉致監禁されたですって!?」
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129:名無しNIPPER
2020/02/10(月) 13:12:47.10 ID:N7wGCIfDO
スタート地点(2階1ーB教室)

かぐや「では、5分の間に作戦会議をしてしまいますね」ザッ

石上「この教室がちょうど2階の真ん中辺りですが…」

ガラガラガラッ!!

藤原「ごめんなさーい!1つガチで言い忘れてることがありました!」ダダッ

伊井野「藤原先輩!」

石上「大変っすよ、皆さんいきなり四天王来ましたよ」

藤原「ちょっと真面目に聞いて、時間ないでしょ石上くん」

石上「…はい、すみません」

藤原「スマホの使用はOKですので!仲間との連絡手段として活用してください!それでは!」ダダッ

ガラガラガラッ

石上「藤原先輩も忙しそうっすね」


かぐや「では話を続けましょう…さっき石上くんも言った通り、スタート地点であるここは2階の真ん中辺り。左右両方から挟み撃ちするように来る可能性があるので、注意した方がいいでしょう」

早坂「私は集団で行動するよりはいくつかの役割に分かれた方がいいと思います。せっかく連絡手段としてのスマホも許されていますし」

柏木「勝利条件も複数あるし…探した方がいいものもある。ステージも広いもんね…忙しいよ」

眞妃「まず最優先にやるべきことを決めて、役割ごとにチーム分けするのが良くない?どれもこれも手えつけようとしたらめちゃくちゃになると思うし」

伊井野「あの…最初は勇者のハリセンを探すのを目的とした方がいいと思います。ライフボールしか武器が無いのは心もとないです」

石上「俺も伊井野に賛成だ、先輩達の洗脳も解かなきゃいけない」

小野寺「そだね。ボールほいほい投げるのも危険だし…それまでは逃げに徹した方がいいかも」

かぐや「わかりました、まず1つ目に一年の子達の案を採用しましょう。最初にハリセンを2つは集めておきたいですね」

早坂「ただ、アイテムの場所もどこに敵が潜んでいるのかもこちらには分かりません。探すだけでも困難でしょう」

眞妃「そうよね、闇雲に動き回るだけじゃ危ないかも」

かぐや「それについては私に考えが…」スッ

かぐや「会長は私のみを狙ってくる設定と聞きました。なので会長が私を狙って追い掛けている間、他の魔王軍メンバーは私を狙いはしないかもしれません…ノーマークなその他の私の仲間の方を警戒するでしょう」

かぐや「それに遊び好きな人達です、その光景を楽しみたくて設定したのでしょうから安易に私がアウトになることはしないと思います」

眞妃「ああ…確かにそういう考え方も…」

かぐや「なので、私がいったん偵察として会長に追い掛けられながらステージ全体を見て回りましょう。何かあればその都度ラインで伝えます」

石上「四宮先輩が囮になるってことですか!?」

かぐや「心配しないで石上くん…私はそんな簡単にヘマしないから」

柏木「あの…かぐやさん?もしかしてそれただ会長さんと追いかけっこしたいだけじゃ…」ボソッ

早坂「………」ジーッ

かぐや「ちっ、違うわよ!いや、それもあるけれど!ちゃんと皆さんのためにという気持ちもあります!」(小声)

柏木「…まあいいです。かぐやさんの案も採用で」



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