【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目
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◆z07gL4YySg
[saga]
2020/03/07(土) 00:00:08.35 ID:kQG/kHGE0
「突然だけど、■■■は好きなものとかないのかい?」
「…………は?」
突然、だった。
ここはどこだ?
「……あれ?ぼーっとしてた?」
目の前にいる男が、心配そうに自分の顔を覗き込んでくる。
その男の顔は、まるで心綺楼のようにぼやけていて。陽炎のように不安定だった。
「睡眠不足はよくないね、君は女の子なんだから。もっと自分の身体は大事にしないと」
「…………」
これは、夢。なのだろうか?夢の世界なのだろうか?
「あれ、またぼーっとしてた?」
「え?え、し、してないしてない!」
「ふふ、ならよかった」
その男はクスリと笑って、わらわの頭を撫でた。
髪に触れる手の感触が実に心地よい。
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