幼じょりーん「じょじょのきみょうなぼうけん」
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114: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/05/01(金) 22:15:20.32 ID:jbRXinNV0
大統領「昔々、あるところの世界の私が、ある事情で『生きているディエゴ・ブランドー』という男を捜し、無限の平行世界を渡り歩いていた」

 承太郎「ディエゴ・ブランドー・・・?」

大統領「多くの世界でディエゴは既に死んでおり、生きているディエゴを探すのは容易ではなかった」

大統領「だが無限の平行世界を探している内に、とある世界で『瀕死の状態のディエゴ』がいた」

大統領「五体満足のディエゴを探していた私は、その瀕死のディエゴを置いてさらに別の世界へと移動した・・・」


大統領「だがそこで事故が起きた」

大統領「私が平行世界へ移動しようとした際、誤って瀕死のディエゴも巻き込んで移動してしまった」

大統領「私は気づかず、ディエゴを巻き込んだまま次の平行世界へと移動した」

大統領「その際、ディエゴは平行世界と平行世界の狭間の空間を漂流し・・・そして『この世界』に流れ着いた」

大統領「偶然流れ着いたその場所が『壁の目』だ」


大統領「『壁の目』というものは奇妙だが『モノが混ざり合う』という特異な能力を持った土地だ。奇妙なことに、それは『モノ』だけでなく『平行世界と平行世界』をも混ぜあわせてしまったのだ」

大統領「様々な偶然が重なった結果だろう・・・『壁の目』の奥に、『ディエゴが元居た世界』と『この世界』を混ぜ合わせた『道』ができてしまったのだ」

大統領「いわば別の世界とのトンネルだ。ディエゴはそれを理解し、利用しようとしている」


大統領「この世界にディエゴが流れ着いたのを知ったのはつい先日だ」

大統領「私の世界のスティーブン・スティールという人間が行方知れずになり、調査した結果この世界の『壁の目』というイレギュラーなものを発見した」

大統領「私はこの世界に来訪し、ディエゴの企みを探っていたというわけだ。その過程でこの世界のアメリカ合衆国大統領という地位に座ってしまったが」

大統領「そして『壁の目』を通って平行世界へと行ってしまう者が現れないように、ブチャラティ君に誰も『壁の目』に近づかないように依頼した」


ナランチャ「なげェ。三行で説明しろ!」

大統領「異世界のディエゴがこの世界に来た」

大統領「なにか企んでるから止めたい」

大統領「誰も異世界に行かないようにしたら君達がケンカしだした」


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