男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/09/03(木) 21:15:15.92 ID:LLAU6F5h0
「ら、らら〜。ら〜♪」
男「…あれ」
「らら、ら〜♪」
男「………アイホワイトさん」
「あっ、先生」
男「こんなところで歌ってるんだね」
アイ「うん…。学内で歌えないから」
男「………ごめん」
アイ「いいんだよ。もともと先生を利用しようとしてたのは私なんだから」
アイ「私ね、アイドル部を辞めてすっごい辛くて、歌を忘れようとしたけど」
アイ「それでも歌いたいんだ。歌うのが楽しいし、誰かが良い歌だねって思ってくれたら嬉しいんだよ」
男「アイホワイトさんの歌はとっても素敵だよ。心が跳ねるほど楽しげで」
アイ「ありがと。それでねメイレーン、いやルーティちゃんから言われたことをずっと考えてた。私のせいで不幸になる人がいたって」
アイ「それに気づいてなかったんだ。考えてみれば当たり前のことなのに。だからこれは私に下された罰なんだって思った」
アイ「私はね、目立ちたいわけじゃないんだ。だから誰かを不幸にするんだったら舞台から降りたってかまわない」
アイ「でも歌うのはやめないよ。どんな場所だっていい。聞いてくれる人がいなくたっていい。そりゃあいた方が楽しいし嬉しいけど」
アイ「私は歌いたいから歌ってる。ただそれだけで十分だって気付けたの」
男「そっか。その、セラスさんは?」
アイ「まだ元気にはなれてないみたい。だからね、セラスさんもいつかここで一緒に歌ってほしい。きっとセラスさんも私と同じだと思うから」
男「それは、とても楽しみだな」
アイ「その時は、先生も聞きに来てくれる?」
男「もちろん。それとまたアイホワイトさんの歌を聞きに来ていいかな」
アイ「うんっ! いつもこの時間、ここで歌ってるから、待ってるよ!!」
男(………強いな。アイホワイトさんは)
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