男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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396:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2020/07/07(火) 21:29:56.61 ID:aF9ecF0i0
〜44週 土曜日〜

シノ「テンコー、テンコー」

テンコ「あらあら、どうしたのかしら私の可愛いシノ様」

シノ「んむ。勉強が疲れたのじゃー。お菓子が食べたいのじゃー」

テンコ「だったらとっても美味しい甘味処を見つけて、シノ様と食べにいきたいと思っていたのです」

シノ「むふふ。テンコの選んだものならさぞ美味しいことと思うのじゃ!」

ベルノスケ「あいやまたれい!」

テンコ「ベルノスケ様。いきなりどうされたのかしら」

ベルノ「テンコ殿。シノ様はもうすぐ戦の時。ゆえに遊ぶ暇などござらん!」

テンコ「息抜きも大事だとおもいますわ」

ベルノ「なんの! 『武』の文字を継ぐシノ様がこのようなことで挫けるはずがござらん!」

ベルノ「父上殿もシノ様の健闘を願っておられるはず! さぁシノ様。机にお戻りくだされ!」

シノ「いやじゃいやじゃ! 鉛筆を握りとうない!」

テンコ「シノ様を追い詰めることはこの私が許しませんわ」

ベルノ「くっ、ご理解下され! シノ様が大成されることこそシノ様の幸せ、ひいては東国の幸せとなるのです」

シノ「うぅぅ…。み、みたらし団子一本! 一本許してほしいのじゃ! そのあとは大人しく机に戻る!」

ベルノ「であれば」

テンコ「堅苦しいことこの上ないわ。中身みたいに柔らかくはなれないのですか」

ベルノ「拙者水魂霊侍! 硬くてなんぼでござる!」

テンコ「むむむ」

ベルノ「ぐぬぬ」


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