男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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270:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2020/06/19(金) 21:14:08.66 ID:ID3RhsWk0
少女「あの子の家は有名なのよ。娘を売って金を稼いでることでね」

少女「その娘は考えうることの責め苦を味わうことになるの。金と引き換えに暴力を振るいたいやつはいくらでもいるから」

少女「……だからあの子はあんな姿になったの」

男「『被虐の女王』………」

少女「被虐がいなくなってその役割が姉であるあいつに行ったらしいね」

少女「いい気味だわ」

男(だからあんなに傷だらけなのか)

少女「で、被虐姉がどうかしたの?」

男「い、いや、こないだちょっと知り合ってね」

少女「そう。だとしたら絶対あいつを信用しないことよ。穢れた存在だから」

少女「あいつだって被虐をいたぶってたのよ。死んで、当然なのよ」ギリッ

少女「被虐と血がつながってるから殺さないでおいてやったのよ! でもあいつが酷い目に合ってるみたいでよかったわ!! あはははははっ!」

少女「そのまま苦しんで自分のしたことを後悔して死ね!!!」

男(被虐姉さんが、被虐ちゃん…を?)

少女「あはははっ!! 悔いて死ね!! 狂うことも許さないわ! 残りの人生をすべて贖罪に充て死ね!!」

男(僕が被虐姉さんを助けたのは、正しいことなのか?)

男(いや、でも被虐姉さんは………)

少女「あははは………どうしたの」

男「な、なんでもない。そっか注意するよ」

少女「えぇ。でもあんたお人よしだからうっかり助けたりしそうだわ」

男「ギクッ」

少女「いいこと。絶対あんな奴助けちゃいけないわよ。あいつは許されるべき存在じゃないんだから」

男「…気を、つけるよ。あ、被虐ちゃんの怪我の調子はどう?」

少女「順調よ。傷跡が全部綺麗に消えるわけじゃないけど、命に係わるようなことにはならないみたい」

少女「一応、感謝するわ」

男「そっか。ならよかった」


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